上棟式について

住宅

住宅建築で上棟式をした方がいいかしないか迷っている方は参考にどうぞ!!

上棟式についてご案内します

注文住宅を建てる時しかできない上棟式ですが、最近は仕事を優先して参加しない方も増えてきています

タイミング的には基礎工事が完成して、家の基礎となる土台を敷いて足場を組み上げてからの大工工事の一番最初にあるのが上棟、たちまいとか建前(たてまえ)などいろいろ言い方がありますが、多くの大工さん、レッカー車を操作するオペレータさん工事監督など集まり一気に家の形を作る1日です

建物の大きさにもよりますが、朝一番柱を立て始めて夕方には建物の形ができる様はとても早く感じ、このままのペースだと1週間で建物が仕上がる感じがしますが、大工工事は2ヶ月から3ヶ月かかります

本来なら骨組み工事の一番上の棟木と呼ばれる棟木が乗った時点でお祝いということらしいが、現在では1日の工事の終了後において今後の工事の安全と無事完成に向けた祈願をする機会です

また建築するにあたり棟梁、大工さんと関わることが少なくなってきているので、作業している大工さんと関わる意味でも貴重な1日でもあります

1日の作業が終了して、棟梁を中心に上棟式を実施

上棟式の内容は

①神事:神主や神職による神事が行われ、建物の成功を祈願し、参加者全体が祈祷や祝詞を捧げます。私の地元では簡易的に現場監督、大工の棟梁を始めとして2令2拍手1令、四方を御神酒にて清め祈祷としてます

②祝辞と挨拶:建築主や、工事関係者、近隣の人々など、関係者が挨拶や祝辞を述べます。これは工事の進行を励まし、完成を祝福するものです。場所によっては朝礼などで職人様とお施主様の紹介、一言挨拶などで済ませるところもあります

③記念品:無事上棟をお祝いし、また工事の進行や完成を記念するものとして配られます。1日の工事の無事完成を労いお土産として配られる事もあります。赤飯やお酒や紅白の饅頭が多い印象ですが、最近ではお酒よりビール、紅白饅頭や赤飯よりギフトカードのような金券など今風に変わってきているようにも感じます

④食事と懇親会:1日の終了後上棟までの完成を祝って参加者が集まり食事や飲み物を楽しむ懇親会があり大工さんとの親睦を深める機会でもあります。こちらも最近は仕事後はお疲れなのか早く帰りたい職人様が多く1日の作業終了後には懇親会がなくお昼ご飯などを振舞い食事会とする事があるように思います

上記の内容が主な内容で上棟の1日が主ですが、地域や大工さん、工務店、メーカーによって変わると思うので事前確認をして素敵な1日になるよう願っております

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