注文住宅を建てるとき、太陽光発電をつけるか迷っている方の参考に
自分のお客様はほぼほぼ太陽光発電の設置をしています。
当たり前ですが、太陽光発電システムを設置すると建築費用が太陽光分プラスされます。高くなります!!
ですが、皆さん設置する理由はどこにあるのでしょうか
太陽光を設置するデメリット
太陽光発電の設置コストがかかる。(建物金額にプラスされる)
北海道や東北、北陸などの降雪地域では雪が降った時は一時的に太陽光パネルに雪が覆われるので発電がストップする。天候に左右されることがある。
上記の雪ですが、半日もすれば全て落雪してくるので大雪の日などは注意が必要です(敷地に余裕がないと隣家や道路、フェンスなどに落ち雪害になることがあります)
隣地に背の高いビルやマンションなど影になる様な所では設置しても発電量が少ない、もしくは発電しない
施工の仕方によっては雨漏れの原因になる。(しっかりとした施工をする会社だと太陽光が原因で雨漏れすることはないですが)
太陽光を設置するメリット
自家発電して自宅にて電気を消費できるので電気代が安くなる。最近では電気料金の高騰が目立ちますが、高い電気を購入しなくても良い。これが最大のメリット!!
発電している時は電力会社より電気を購入しないので「再エネ賦課金」が電力を購入しない分安くなる。電力会社より電気を購入すると購入した分にこの賦課金が付加されます。この賦課金は年々高くなっています。再エネ賦課金の金額の推移はこちら。金額は電気料金の明細に記載されております。詳しくはこちらをどうぞ
屋根の上にパネルが載っているので傘をさしている様に雨漏れのリスクが減少される。また暑い日などは日傘の様に建物の断熱化に貢献されています。(気分的なものかもしれませんが…)
停電時など非常用電源として利用可能(発電している時)
自家消費してさらに発電した電気が余った場合の余剰電力は売電できる
などなど様々なメリットがあります。
具体的には設置した際の発電シュミレーションをしてどれだけの発電量があり、その内どのくらいの自家消費をして、残った分の売電料を明確にした方がイメージしやすいのですが、このシュミレーションをして数字に落とし込むとメリットの大きさがわかりやすいです。
シュミレーションは太陽光発電を設置できる各会社にて作成してくれるので設置コストと比較検討して計画できるのでお勧めです。(一部の会社はシュミレーション結果が誇大しているところは注意です)
シュミレーションはこんな感じ、各種メーカーによって形式は変わりますが、以下はシャープの場合
ここまで読んでいただいた方はピンときたはず!!
電気代の先払いにより多くのメリットがあり太陽がなくならない限り、経済効果が生まれ結果太陽光発電がない新築住宅のローン返済と電気代の支払い金額より、太陽光発電を設置した方がローン返済が高くなりますが、結果毎月の電気代が安くなりローン返済が少し増えますが、毎月の支払い合計金額は太陽光のない新築住宅よりは月にして1万円前後安くなる方が多く設置している方が多いのです!!
疑問や質問のある方はコメントにて連絡をお願いします。
わかる範囲にて返答させていただきます。
太陽光発電についてネット情報だといろいろなことが言われていますが、ほとんどの方は実際を知らずにイメージで話されている方が非常に多く、具体的なシュミレーションを費用対効果を考え判断していただけたらいいかと思います。
もちろん設置しないという方もいるかと思いますが、自分はいろいろなことを鑑みて設置をお勧めしています!
おしまい
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